
年度末を迎え、「進級のための面談」に学校へ向かう保護者の皆さんも多いことでしょう。不登校のお子さんをもつ保護者の方にとって、この面談は気が重いものかもしれません。
「来年度、うちの子はどうなるのだろう?」 「進級はできるの?」 「先生にどう話したらいいの?」
そんな不安を抱えている方もいらっしゃるでしょう。
まず、ここまでお子さんと一緒に過ごしてこられたこと、それだけで本当にすごいことです。不登校は決して親の責任ではありません。それでも、日々悩みながらお子さんを支えてこられたあなたは、すでに十分頑張っています。そのことを、どうか忘れないで、ご自身を褒めてあげて下さいね。
面談の場では、学校の先生もお子さんの今後について真剣に考えてくれるでしょう。しかし、学校は「登校すること」を前提に考えがちです。無理に復帰を促されたり、プレッシャーを感じる場面もあるかもしれません。
そんなとき、大切なのは「お子さんの気持ちを最優先にすること」です。
「今はまだ学校に通うのが難しい」 「自分のペースで学びたい」 「違う環境で成長したい」
お子さんがどんな気持ちを持っているのかを大切にしながら、無理のない選択肢を探すことが大切です。
フリースクールや通信制の学校、自宅学習など、学校以外にも学びの場はたくさんあります。もし学校復帰が難しいと感じるならば、こうした選択肢を視野に入れてみてもいいですね。
また、面談では「お子さんがどう過ごしてきたか」や「何を大切にしているか」を伝えることが大切です。
・好きなことに取り組んでいる ・生活リズムを整えようと努力している ・少しずつ外に出る機会を増やしている
こうした前向きな変化を伝えることで、先生方も「成長しているんだな」と安心することができます。
どんな進路を選んでも、お子さんが安心して成長できる環境を見つけることが何より大切です。
不登校を経て、お子さんは必ず成長します。
保護者の皆さんは、お子さんの味方であり、一番の理解者です。どんな選択をしても、お子さんが「自分は大丈夫」と思えるように、一緒に道を探していきましょう。
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